
この記事の目次
はじめに
ラグビーW杯がとても盛り上がってますね。
この前のサモア戦は圧倒的な強さでした。
その強さの秘訣ってなんなのだろう?
と疑問に思っていました。
その疑問は本とプロフェッショナル仕事の流儀が解決してくれました。
僕たちの日々の生活・社会人にとって仕事の取り組み方を
少しでも変えてくれるのではないでしょうか。
エディーの言葉を5つの編に分けて存在します。
1 目標設定編
2 準備・計画編
3 組織形成編
4 規律論
5 教育編
エディー・ジョーンズの言葉 世界で勝つための思想と戦略
session1 目標設定編
1、まず考えるべきは、スケジュールではなくチームをどこに連れて行きたいか。
つまり目的地だ。
2、2ヶ月ごとの目標を立て、定期的にレビューを行なう。
これにより達成したい目標が明確になり、
何をすべきかということもクリアになる
3、体が小さいと口にしたらそこまで。私は、体が小さいことを問題として
語ったことは、一度もない。
4、次に進むべき方向はどこかを選手たちに考えさせる必要があった。
選手たちの頭の中をオールブラックスに勝つことに切り替えさせたかった。
5、できない理由を探すよりも、何ができるのか、を考えるべきだよ。
戦後、日本社会が世界第2位の経済を作り上げた時のようにね。
session 2 準備・計画編
6、データの活用法は、チームによって変わる。
そのチームに何が必要かを
考えてから決めないと意味がないからだ
7、練習というものは、逆算して計画されるべきもの。
チームをどうやって勝たせるかを決めたら、
そのための最善の方法、環境を事前に計画していく
8、一番大切なのは、コーチの目。
データを見る前に、自分の目で見る。
9、この練習には暑さに慣れるためだけでなく、
心理的なアドバンテージを
得る狙いもあった。
10、私は日本代表、彼はウェールズ。普通にやったら、ウェールズが勝つ。
でも日本代表、勝てます
11、南アフリカ戦については毎朝、起きるたびに考えている。
本大会では最初の2試合が特に重要だ。
そこでいい試合をし、勝つことが大切で、
一つでも勝てれば、残りの試合も勝てる。
12、ワールドカップを優勝した監督にもかかわらず、
彼はまだまだ学ぼうとしていた
13、準備がなければ、試合当日に何をいっても変わらない。
練習こそがコーチが選手に影響を与えられる場所なんだ
14、チームにとって、まず解決すべきは大きな問題だ。
優先順位を間違えれば、せっかくレビューも
役立たずに終わる
session 3 組織形成編
15、選手の習慣やリズムに変化があったら、コーチはきにかけなければいけない。
常に観察しておくことが大切なんだ
16、まずその国の文化的背景を理解して、違いを認める。
そして、そこからどうやって強みを引き出していくかを考える
17、コーチングをビジネスとして捉えること
18、アシスタントコーチを雇う際に心掛けているのは
自分より知識が豊富な人を選ぶということ
19、日本では、会議の後に、
裏の会議がもう一つ開かれると
聞いた時代もあった。
向き合って、正直に話し合うべきだ
20、チームにとって特別な存在であり、
他の選手にはできない
パフォーマンスをする選手であれば、
その選手には特別な措置をすべきだ
21、成熟したチームであれば、
問題に気づいたリーダーが、
大きな問題となる前に
対処するようになる
22、階段をスキップしてはいけない
土台がしっかりして、はじめて、家を建てることができる
session 4 規律編
23、プロは勝つことがすべて。
1年で勝てなければ、次の契約はないと考えた方がいい。
24、成功している指導者はたいていどこかで
大きく落ち込んだ経験がある。
だけどそれをバネに成長し、成功を掴んでいる。
25、選手に指導するように、自分自身も指導する。
つまり、自分のコーチングに自らも従うんだ。
26、ナンセンス。”その気持ち”なるものが試合でどのくらい保てるか。
5分か10分程度だろう
27、国際試合で、多くの選手が国家を歌っていないようなチームは
勝てない
28、セッションの組み立ては、その合宿で何が一番重要だと考えている
かで決まる
29、ルールは極力少なくする方が効果が高い。
またルールには意味を持たせる必要がある
session 5 教育編
30、スクール★ウォーズは日本のラグビーの勉強にもなるね。
ただし、見ていて気になることがある。
あのコーチは全然コーチングをしない。
いつも泣いているばかりだ(笑)
31、もし、辞めてほしいというのなら、いますぐ私は辞任する!
32、本当に力の差がある場合、選手が力を出し切っても負けることはある。
それは恥ずかしいことではない
33、コーチ業とは、一つの糸のようなもので終わりはない。
ずっと続いていく。
だから、どれだけ学んでも、これで十分ということはないんだ
34、キャプテンには自ら考えて、ゲームプランを変更する能力が必要だ。
それが可能なキャプテンがいるかどうかでチームの勝敗は
大きく左右される
35、自分からやるべきことを探し求め、実践できる選手。
そんなディリジェントなプレイヤーを育てる
教育をしなければならない。
36、たくさん教えるより、少し教える方が力を発揮させる
37、矛盾や対立から、新たなものが生まれることがある。
つまり、対立の中で新しい概念が創造される
38、コーチはいつか去る存在。しかし自分が来た時よりもいい状態にして
去るのがいいコーチだ。
そのために、文書で残すということも大切だと思う

ラグビー日本代表監督エディー・ジョーンズの言葉―世界で勝つための思想と戦略
- 作者: 柴谷晋
- 出版社/メーカー: ベースボールマガジン社
- 発売日: 2015/05/16
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
より抜粋させていただきました。
エディージョーンズの情熱を僕の言葉に変えて伝える事は決して出来ません。
だからこそ紹介という形で伝えさせていただきました。
それぞれの言葉が生まれた背景などもこの本には載っていますので、
ぜひ、読んでみてください。
プロフェッショナル仕事の流儀
この放送を見て、日本人が世界に誇れる者は忍耐力だということを知りました。
忍耐力を忘れがちだった自分にとって大きな収穫だった。
何度くじけてもダメだったとしても何度も何度もトライしていくその
執念です。
今回の日本の躍進は、10回以上に及ぶひつこいアタックです。
少しでもいいから前に進むために、みんなで力を合わせて進んでいく。
これをエディージョーンズは徹底的に植え付けてくれた。
エディーの哲学として大事なことのひとつ
“強みをしり、強みを伸ばす”まさしくこのことです。
そこから、Japan way という言葉もうまれたのでしょう。
この番組を通して何度涙を流したかわかりません。
選手達の貪欲さ、諦めずにやり続けて出した成果、エディーの日本に対しての強い想い、自分たちで未来を創っていくという強い気持ち、エディーの苦労
これら全てが心にぐさっと来ます。
ぜひ見てください。
最後に
エディーの想い、選手達の想いをより知ってから
次のアメリカ戦を見ると本当に価値あるものになると思います。
どんな価値になるかはその人次第だけれども、
ぜひ、日本代表の勝利に向けてみんなで応援しましょう!
最後まで読んでくださってありがとうございました。
コメントを残す