
いつもブログ読んでくださってありがとうございます。たっけ(takeee814)です。
みなさんはオフィスや飲食店などでトイレに行った際、トイレ掃除をしてくださっている人を見かけたことありますよね?
今回、僕はトイレ掃除をしてくださっている人に勇気を振り絞ってインタビューしてみました。
そこで聞いたことは、トイレ掃除で大変な事、トイレ仕事論、トイレをどう使ってもらいたいか3点です。このおじいちゃんは、最初とても照れ屋さんで写真も撮らせてくれなかったけれど、嘆願したら後ろ姿の写真は撮らせてくれた。
恥ずかしがり屋さんのおじいちゃんだったけれど、言葉にはすごく力にこもっている方です。
この記事の目次
ぱっと見た瞬間に美しいトイレを
トイレ掃除のおじいちゃんに以下の5項目を聞いてみました。
「トイレ掃除の成功って何ですか?」
「それは、使ってもらう人にトイレに入った瞬間『ここのトイレ綺麗だ』と思ってもらう事です。トイレが汚ければ、『ここの建物にはもう二度と来たくない、清潔感のない建物だ』と建物自体に悪いイメージをもたれてしまいます。それは絶対に避けなければなりません。たとえ、新しいビルだったとしても1日掃除をしなければトイレは非常にきたなくなる。綺麗なビルだからといってトイレ掃除をおこたれば、すぐに汚くなりますよ。」
「トイレの汚れの原因は?」

尿石ってものが原因ですね。あなた尿石って聞いてもわからないでしょ?
掃除せずに固まっていったらネバネバしてきてやっかいな汚れになるんですよ。
尿石(にょうせき)は、尿に溶けているカルシウムイオンが濃縮および炭酸などと反応、カルシウム化合物として便器および配管の内部に付着・沈積したものである。主に男子用小便器および管路に発生する他、女性用大便器やその管路にも発生する。色は尿に含まれる色素の色(茶色や黄色)である。
毎日毎日、丁寧に掃除しなければ本当にやっかいなものになります。
家庭用のトイレ掃除でおすすめなのが、こちらの商品です。
「トイレ掃除は楽しくないですよね?」

「そりゃあ、トイレ掃除なんて楽しいもんじゃないよ。でもね、毎日毎日続ける事で楽しくなるんだよ。仕事ってそんなもんでしょ。今日はこれくらい綺麗にできたから、明日はもっと綺麗にしようって。そんな向上心を保ちながら、自分が掃除したトイレは常にお客様にとって最高のトイレであってもらいたいよね。」
「将来の夢は何ですか?」

「将来なんて、そんな長くないのに夢なんて語れないよ。」
たっけ–「夢を持つのに年齢なんて関係ないですよ」
「そうだよな。僕の将来の夢は、トイレ掃除のプロになる事ですよ。それは、僕が掃除したトイレは日本中で最も綺麗って思ってもらいたい。それくらい一生懸命毎日毎日、掃除してるんです。そこを使ってくれる人にもっとわかってもらいたいなあ。」
「トイレを使う人に気をつけて欲しい事はありますか?」

「シンプルに、汚さずトイレをしてください。小便をするときは一歩前で、それだけで非常に助かる。あとは、タバコやちり紙などをトイレに捨てないで欲しいですね。そういう小さい気遣いが本当に綺麗なトイレを保つために大事になってくるんですよね。ここがいろいろ人間性とかがあって難しい事なんですけどね。」
綺麗で当たり前のトイレを支える人たち
僕はこのインタビューをするまで、トイレ掃除は熱量なんてこめずに適当にみんなやっているんだろうなと思っていた。多くの人も、トイレを掃除してくれている人の気持ちを考えた事はないだろう。こんなに熱量を持って、人生捧げてトイレ掃除してくれるんだと思うと感動した。
私たちは「トイレは綺麗で当たり前」と思っている。その当たり前を構成してくれているたくさんのトイレ清掃員のひとたち。そのような人々にもっと敬意を払ってトイレしないとなあ。
このインタビューを終えた後、この写真を見返すとおじいちゃんの背中がかっこよすぎた。いつもありがとうございます。

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