良いコミュニティの組成条件であるガバナンスについて

良いコミュニティとは、参加している人のやりがいを満たしているコミュニティだと、考えています。皆さんは頭の中で「やりたい」ことをやれる環境は素晴らしい環境だと思っているでしょう。しかし、実際にそのような環境を作ろうと思えば至難の技です。

じゃあ、どうすれば良い環境、つまり良いコミュニティを生み出すことができるのでしょうか。そのためには、「ガバナンス」という言葉を正しく理解する必要があると思います。ですので、この記事では説明、そして問いかけをさせてください。

ガバナンスとは?

コトバンクから引用させてもらいます。

統治のこと。『ガバメント』とは対照的な統治として位置づけられる。ガバメントは政府が上の立場から行なう、法的拘束力のある統治システムである。一方、ガバナンスは組織や社会に関与するメンバーが主体的に関与を行なう、意思決定、合意形成のシステムである。このガバナンスの意味をもとに、経営学の分野でも、「ITガバナンス」や「コーポレートガバナンス」という言葉が使われるようになった。

具体例を挙げて説明させてください。日本は1つのコミュニティだと考えてみてくださいね。

日本の消費税率は10月から10%に引き上がります。では、どのような流れで税制は変更されるのでしょうか。

財務省主税局が省庁の要望と国の財政状況をみながら、税収を確保して歳出を抑えられるように税制改正のシナリオを設計して、最終的な意思決定は自民党の党税調にあるようです。

つまり日本というコミュニティの場合、多くの国民が消費税率をあげることを望んでいないかもしれない状況にも関わらず、ガバナンスを考えると上げざるを得ない状況に至っているのです。

この話を踏まえて、このようなコミュニティの在り方はどう思いますか?

理想のガバナンス

特に日本の場合、コミュニティを統制する役割を人が担いすぎているのです。だから、変更することなどに時間がかかりすぎます。人と人との関係性は忖度の連続で生まれるものですから。

ですので、ガバナンスをテクノロジーに任せる必要があると思っています。テクノロジーには感情がありません。人間が処理してほしい在り方をインプットして計算してアウトプットする。本質的にはそれの繰り返しです。そうすることで、人々の誹謗中傷などは人に向かなくなると思います。

さらにもう一つ重要なのは、ガバナンスは管理者が特定されては、うまくいきません。そのコミュニティに参加している人たちの合議制のもとうまく機能させなければならないと思っています。つまり、「みんながありたい姿、方向」を浮き彫りにしなくてはなりません。

良いガバナンスを生み出すためには「コミュニティの輪郭」が見えてなければならないでしょう。

最後に

上記の話をまとめさせてもらうと、良いコミュニティに必要なのは「分散性」と「」です。分散性とは、はっきりとした管理者を特定できない状況。色とはそのコミュニティに属している個人、個人のモチベーションや動機です。

この2点がまじ合わさったコミュニティは良いコミュニティになりやすいのだと思います。まだまだ、ガバナンスについてはアカデミックに勉強中なので、至らない部分もあると思います。日々勉強を繰り返し、良い意見を皆さんに提供できたらと思います。あとガバナンスを勉強する上で良い本などあれば教えてくだされば嬉しいです。

最後まで読んでくださってありがとうございます。