
あらすじ
僕の名前は、常道雄大(25歳)。大学院でメディア論を学んだのち、渋谷のIT企業に新卒で入社。新卒として働いている。
僕は、昔から朝が非常に苦手である。朝ごはんに自分が食べたいもの、たとえば、ラーメンやハンバーグなどを準備していなければ起きることは難しい。会社に行かないと、って欲求で起きることはないだろう。僕に朝を迎えさせてくれるのは、美味しいご飯だけ。そんな僕にはもう一つの強い欲求がある。それは、”電車で座りたい”ということだ。優先座席はおじいちゃん、おばあちゃんなど関係ない。空いていたら僕が座る。よっぽど優先しなければいけない人がいない限り譲ることはないだろう。
この記事の目次
エッチな太ももの女性
僕は、iPhoneのアラームの音で起きた。
起きた途端異変に気付く。「うん?今日寒すぎないか?」
目を覚ました時に感じる気温がいつもと全然違った。
僕の予想は的中していて、外を見ると雪が積もっていた。
そして、テレビをつける。
めざましテレビのお天気お姉さんが「東京で11月に雪が降ることは54年ぶりです」と言っている。
それを横目にしながら、さっきいれたコーヒーを飲む。
7時20分
僕は家を出る。今まではしていなかったチェックのマフラーを首にくるっと巻いた。
「うーさみぃ」と言いながら、駅まで歩く。
駅の入り口のパン屋の横のエスカレーターの前で、女性が滑って転んでしまった。
女性の綺麗な白色のパンツが見えた。
僕は空を見上げて「雪、ありがとう」と伝えた。
7時40分(電車の中)
久我山で電車に乗ったときから、目の前にお尻のラインがはっきりと出ているタイトな黒のスカートを生足で履いている女性がいる。
僕はその女性の太ももの裏筋に夢中になってしまっている。足を組む時に浮き出る太ももの裏筋をみなさんはご存知だろうか?ぜひ、見て欲しい。
そんなセクシーな太ももを見続けていて、井の頭線の着席スポットは明大前駅につくタイミングをすっかりと忘れてしまっていた。
駅員「明大前明大前」
僕「あっ明大前だ」
次の瞬間セクシーな太ももの女性は僕に近づき「太ももだけじゃなくて、私のこと全部見て」と耳元で囁き、LINEのIDが書いてあるポストイットを渡してきた。
すぐに、セクシーな太ももの女性が座っていた座席に座り、ラインを送った。
「次は、あなたの太ももだけじゃ満足できません」
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