【本音レビュー】映画「未来のミライ」はアニメなのに現実感溢れる傑作

どうも、たっけ(@takeee814)です。

非常に、現実を突きつけられるいい映画だったのでオススメです。なぜ、評価が低いのかが個人的にはわからないです。この映画を見て、自分が感じたことを率直に書こうと思います。

映画のあらすじと予告動画

「バケモノの子」「おおかみこどもの雨と雪」の細田守監督が手がけるオリジナルの長編劇場用アニメーション。甘えん坊の4歳の男児くんちゃんと、未来からやってきた成長した妹ミライの2人が繰り広げる不思議な冒険を通して、さまざまな家族の愛のかたちを描く。とある都会の片隅。小さな庭に小さな木の生えた、小さな家に暮らす4歳のくんちゃんは、生まれたばかりの妹に両親の愛情を奪われ、戸惑いの日々を過ごしていた。そんな彼の前にある時、学生の姿をした少女が現れる。彼女は、未来からやってきた妹ミライだった。ミライに導かれ、時を越えた冒険に出たくんちゃんは、かつて王子だったという謎の男や幼い頃の母、青年時代の曽祖父など、不思議な出会いを果たしていく。これがアニメ声優初挑戦の上白石萌歌がくんちゃん、細田作品は3度目となる黒木華がミライの声を担当。両親役に星野源、麻生久美子、祖父母役に宮崎美子、役所広司。

スタッフ

監督
細田守
原作
細田守
脚本
細田守
ゼネラルプロデューサー
高橋望
プロデューサー
齋藤優一郎

キャスト(声の出演)

アニメなのに、現実的

是枝監督の万引き家族では、「家族のあたらしい定義」をグサッと突きつけられたことが記憶に新しいです。現代の社会状況をしっかりとリアリティー溢れる形で、未来のミライも家族をテーマに描いています。たとえば、奥さんが働きに出ている間に、夫が慣れない料理をしていく中で喧嘩もするけれども、徐々に徐々に慣れていって、また新しい感覚のもと家族が成り立っていく様子が描かれる。ほんの些細なことだけれども、そこをセンシティブにアニメという誰もが見やすい形で表現できていて、本当によかった。俺も、結婚したらこんなお父さんになるだろうなあと思わされました。そして、子供が寝ている間にお母さんが「あなたは私の宝」というキザなセリフが刺さる。自分は家族が大好きだけれども、家族に対して素直な気持ちをそこまで表現できていないでいます。だからこそ、現実的な家族の形をこの映画に魅せられてとても感動してしまった。

ストーリー性はあまりない

ストーリーを大事にする観客も多いと思いますが、その点この映画はストーリー性はないです。ただ、俺はそのストーリー性がないというところが非常によかった。そこに、細田監督の「エゴ、偏愛」が詰まっていると感じたからだ。それは、映画を見たらわかると思うが、自分の体験を映画に埋め込みたいという圧倒的な意志と映像美の美しさに込められている。なんだろう。最近はストーリー性を重視されることが多いような気がする。それに対してのアンチテーゼとでも言えるだろうか。「表現したいから表現したい」なんかそういう感情が見受けられた。僕のツイートでもそんなことを言っていたのを思い出した。

家族の過去のルーツ

現在というものに負の感情を抱いているのであれば、その人の過去のルーツを探れば態度変容が起こるのではないか?それを家族というコミュニティーで試されている。主人公の感情が、お父さん、お母さんの過去を探ることで、どんどん明るく変化していく。そのさまが本当に可愛げがあって、勇気を与えられる。あの主人公の無邪気さったるやたまったもんじゃない。いまの世の中にも反映できることたくさんあると思う。「好きな人、嫌いな人」だからこそ、その人の過去を知ってみるのはありだなあと感じさせられた。知りたくなったらでいいけどね。

最後に

なんかあまり評価されていないのが、悲しいけど….ぜひとも見に行って欲しいなと思う映画です。近年稀に見るエゴが詰まった映画で、俺はかなり評価高いねんよね。最後まで読んでくれてありがとうございます。

ぜひとも、合わせて「サマーウォーズ」も見て欲しい。