分散化と聞くと、縛りがなくなって自由度が高まって「めっちゃええやん」と感じる人が多いことに危惧を鳴らしたいと思って、この記事を書きます。
分散化とは個人の責任が最大化するということ
トラストレスという言葉なども、使われていますが。ブロックチェーンの最大の特徴は「信用の陳腐化」です。人やモノを信用せずとも、テクノロジーが正しいことを証明してくれるのでそこの部分の仲介コストが圧倒的に減ります。すると、仲介コストが減った分全て個人に委ねられるということなんです。
いままで、終身雇用で「安心安全」を与えてくれていた大企業という概念が崩壊して、個人の頑張りによって、全てが決まる。生き方が決まるんですよ。
頑張っている奴は報われるし、そうじゃない人はそうじゃなくなる。なんとなくが通用しなくなってくる社会なんですよね。
みんなが仕事しなくていいのも確か
仕事が好きな人は好きだし、お金儲けが好きな人は好き。嫌いな人は嫌い。もうそんな感じでいいと思います。お金なんて、10万円くらいあったら、東京以外の場所だったら結構暮らせます。友達もたくさん地方移住して、拠点を作って楽しそうに生きていますし。
無理して働く必要は全くないと思っています。働かない人には、ベーシックインカムが支給されていく流れだと思うし、そういった意味で楽しい人生を送るプラットフォームは日本にはできると思います。
参考:資本主義から価値主義へ
この領域に関しては、おすすめの本もあります。
光文社
売り上げランキング: 15,015
最後に
貨幣経済がディスラプトとかブロックチェーン技術がふにゃふにゃとか理解するよりも、前にやはり自分が人生において何を頑張るのか?を見つけることが正しいと思います。
自分の気持ちは簡単に移動させることができないですし、自分を信じる気持ちはブロックチェーンとかの問題じゃあ到底解決することはできません。
デジタルカレンシーとブロックチェーンは人を幸せにするための技術。技術好きよりも、人好きにこそ、魅力を感じて欲しいのです。
10年後経営者さえいなくなる。イーサリアム財団で働く日本人が語るブロックチェーンが組織にもたらす変化|BUSINESS INSIDER https://t.co/6VBEthrgdz @BIJapanさんから— たっけ💐🤗🔥 (@takeee814) 2018年6月20日
分散を理解する上で読むべき本
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 11,334
あと、7月2日にサイボウズとWaseisaloのイベントで話します。
幻冬舎、Waseisalon、ブログ、Voicyを通して、チームで仕事、個人の仕事どちらも経験してます。
登壇して考えてること吐き出すのでよろしく。議論しましょ。Wasei Salon × サイボウズ式第2編集部 コラボ勉強会〜コミュニティという新しいチームのあり方について考えよう〜 https://t.co/GF6g2hYuVq
— たっけ💐🤗🔥 (@takeee814) 2018年6月21日