
資生堂の化粧品ブランドINTRGRATEのCMがネット上で「女性差別」「セクハラ」という指摘で炎上し、中止になってしまった。
この記事の目次
CMの内容
このCMの悪いところは、女性が25歳を迎えたことでもう可愛さを手に入れることはできないと考えてしまっていることだ。どんな内容かは動画を実際見て欲しい。
「今日からあんたは女の子じゃない」
「もうチヤホヤされないし、ほめてもくれない」
「カワイイという武器はもはやこの手には、ない」
こんな感じで夏帆さんが25歳の誕生日を迎えた小松菜奈さんに対して行っていることが問題視されています。
Twitterでの批判意見
労働時間はもちろん、資生堂CMの行き着く先がこの子だと思うの。日本滅びればいいのに。#資生堂 #インテグレート
>上司から「髪がボサボサ、目が充血したまま出勤するな」「女子力がない」などと注意もされていたという。https://t.co/hzBhCUI4yr— LiB羊 (@otakukonyakusya) 2016年10月7日
「女の子」が高値の商品扱いされる男社会の価値観を内面化した女性たちが25歳になって、ねえそれっておかしくない?って気づくストーリーが見たかった
資生堂、「セクハラ」批判CMを中止(J-CASTニュース) – Yahoo!ニュース https://t.co/wjRAhKNU7h
— 小島慶子 (@account_kkojima) 2016年10月7日
資生堂インテグレートのCM、タイミング的に、「電通の新入社員の女性を自殺に追いやったのは、まさにこの価値観」というサンプルになってて……鈍感力の行き着く先は、商品イメージ、企業イメージ爆下がりであった……。人権問題に鈍感って、時に致命的よね。
— 森奈津子 (@MORI_Natsuko) 2016年10月8日
先日の電通の事件があってのタイミングもまずい。
本当に伝えたかったメッセージは?
25歳は、どんな大人の女性になろうかという試行錯誤が始まる年齢だと思います。大人になることを前向きにとらえてもらい、そうした女性たちを応援するという気持ちで作りました。
可愛いが正義という考え方
以下は僕が聞いた女性の意見です。
“女性は可愛くなければ意味がないというのがひしひしと伝わる。”と女性は答えた。
現実として、女性は仕事がいくらできても可愛くなければ価値はないとされることは未だに多くあるけど、それは男性優位の目線、価値観であって、多くの女性が無用なプレッシャーを受けてるし、これからは変えていかなきゃいけないこと。
女性が現実に対応するために自分なりにきれいになって闘うことは応援すべきことだけど、それをCMとして化粧品を売ることに利用するのは資生堂らしくない!
実際に先日の電通の過労死事件を引き起こしてしまうのもこのような考えだと思う。
過労死に対しての意見は別の記事でかいてある。
男性として、生きていても可愛い女の子の方が優遇されているんだろうなって感じることは多い。だって可愛い女の子が目の前に来た瞬間、たいていの男は態度が変わる。
「〇〇ちゃん、ご飯何にする?」「これ食べる?」「お酒おごるから飲もうよ」など聞くようになり、男としての主体性はなくなり、可愛い女性を持ち上げる意識に変わる姿を何人も見てきた。
僕は頑張っている女性は素敵だと思う。
個人的に思うことは、可愛さとかは特に関係ない。その人が自分の夢に向かったり、仕事で目標を達成するために頑張っている姿を見るとものすごく惹かれてしまう。
やっぱりいつだって頑張っている人は素敵だなあって。
まとめ
・女性に対しての男性目線の押し付けはよくない
・広告のメッセージ性が資生堂らしくなかった
・可愛いだけを基準にしてはいけない
・頑張っている女性は素晴らしい
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