新しい資金調達の形!STO(Security Token Offering)とは何か?

どうも、たっけ(@takeee814)です。

幻冬舎で、あたらしい経済というブロックチェーン/暗号通貨に特化したメディアの編集者/記者をしています。
その中で、最近ホットなワードが「STO(Security Token Offering)」

先日、AnyPayとLayerXのイベントに参加したときも、しきりにAnyPayの大野さんがSTOという言葉をおっしゃっていました。実際にAnyPayはDriversyの資金調達をSTOという形でコンサルして成功させました。

参考記事:今がブロックチェーンに参入する最後のチャンス「AnyPay × LayerX テクノロジーと描く未来」イベントレポート

自分自身もSTOとは何か?まだ深く理解できていないので、一番わかりやすい記事を翻訳しましたので、ICO、IPOと比較しながら読んでみてください。
順番としては、「英語記事➡️翻訳記事」となっております。

STOとはどのような仕組みなのか?


記事を読む上で、重要な単語/熟語

stampeding どっと押し寄せる、急激に人気になる
securities 有価証券
robust 屈強な
ripe for 熟した
AML アンチマネーロンダリング
shares 株式
trilions of dollar 何兆ドルもの
back 担保されている(金融において)
will have been 〇〇 before XX XXをするまでには〇〇は終わっている
be compliant with ~に準拠する

We all know that the ICO space is huge. In fact, 2017 saw startups raise a massive $5.6 billion. That’s no small feat. However, considering that trillions of dollars worth of securities are stampeding towards the blockchain, $5.6 billion is a mere drop in the ocean.

In a traditional ICO, tokens or coins are offered by companies for purchase as a form of crowdfunding. Purchasers can exchange their cryptocurrency (typically ETH or BTC) for a specified quantity of the tokens on offer. It’s a little bit like buying shares.

But, you are not buying shares…

When you buy a share in a company, they usually carry a specific set of rights and obligations. Voting rights would be a good example here as well as shareholder dividend payouts. When you buy tokens in an ICO, you don’t get any of those rights or obligations. Your new “utility tokens” give you access to a specific network, platform, or service.

To participate in a Security Token Offering is very similar to participating in an ICO. You can purchase tokens during the offering that you can then trade, sell, or hold. However, since security tokens are actual financial securities, your tokens are backed by something tangible like the assets, profits, or revenue of the company.

When companies release their Security Token Offerings on the Polymath platform, they will have been guided through the complex legal and technological processes before issuance. The tokens released in this way are intended to be compliant with KYC/AML requirements, and securities laws in whatever jurisdictions they touch.

Security tokens created using Polymath’s ST-20 standard are able to prevent trade between excluded persons through the use of robust smart contracts and our address whitelisting technology.

Since the Securities and Exchange Commission Chairman, Jay Clayton, stated that he believes all ICOS constitute securities, the time is now ripe for security tokens and for a platform to facilitate their issuance in a scalable, automated way.

出典:What Is A Security Token Offering (STO)?

周知の事実だと思うが、ICO市場は巨大だ。実際に、2017年には市場規模が$5.6億円まで跳ね上がった。

これは決して小さいことではない。しかしながら、ブロックチェーン市場に急激に押し寄せてきた何兆ドルもの証券価値を考慮すると、5.6億ドルは氷山の一角にすぎない。

従来のICOにおいて、消費者は会社が発酵したトークンやコインをクラウドファウンディングのような形式として購入することができる。購入する人は自分が持っている暗号通貨(通常はETHかBTC)をそのトークンに交換することによってトークンを獲得する。株式を購入するのに少し似ている。

この場合、あなたが買っているのは株式ではなくトークンです。
あなたが会社の株を買ったなら、その株によってあなたは、いくつかの権利を持つことができます。

株主総会における投票権も良い例だと思うが、それだけではなく株式配当も上述の権利にあてはまる。

しかし、あなたがICOに参加してトークンを買ったら、株式会社における権利を手に入れることはできない。あなたが購入したトークンは特別なネットワーク、プラットフォーム、サービスにアクセスできるようにしてくれるだけだ。

STOに参加することは、ICOに参加することにとてもよく似ている。あなたが投資、売買、保持しているオファリングの間に、あなたはトークンを購入することができる。

しかしながら、セキュリティートークンは実際の財務的な株式なので、あなたのトークンは、会社のアセット、利益、収入のような目に見えるものによって担保されている。
とある企業がPolymath platformでSTOを使ってトークンを発行したら、トークン発行をする時までには、複雑な法的かつ技術的なプロセスを通過しているはずだ。

トークンのSTO方法でのリリースは、KYCやAML、さらにそのトークンが関与する領域の有価証券の法律に準拠することが意図されている。

PolymathのST-20標準を使用して作成されたセキュリティトークンは、堅牢なスマートコントラクトとアドレスホワイトリスト作成技術を使用して除外された人物間の取引を防ぐことができます。

証券取引委員会委員長のJay ClaytonはすべてのICOSが有価証券になりうると供述している。これからはICOはなく、STOの時代だ。そしてどんどん、スケーラブルかつ自動的な方法でトークンを発行できるプラットフォームが誕生していくだろう。

STOについての見解

間違いなく、ICOでは投資家保護の観点がなさすぎたのは事実だろう。お金を集められさえば良いというプロジェクトが多すぎたのはリアルだ。仕組みとしては、新しくて面白かったがこのままでは傷つく人が多すぎる。しかしながら、株式投資の問題として、一定の人しか、一定の企業しか投資ができない、受けれないという問題もある。たとえば、未上場企業などだ。未上場企業で資金を集めたくても、なかなか集められないという状況は多々あるだろう。そんな時に、STOは有効かもしれない。STOの仕組みをどのように作り、根付かせていくかは個人的にもウォッチしていきたい。
そして、文中にも書かれているように「トークン発行をする時までには、複雑な法的かつ技術的なプロセス」の設計が肝になるであろう。このあたりは技術的な側面を含めてぜひとも議論したい部分である。

polymathのホームページ

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